三国ワイン
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エスポラン
エスポラン・エステートの境界線はイベリア半島のローマ統治時代、1267年5月2日に造られましたが、現在まで730余年の間、変ることなく保たれつづけています。
1987年には、地下ワインセラーの導入とともに、ヨーロッパでも最新の設備と言われた近代的な醸造所がエステートに建設され、ぶどうの収穫から瓶詰まで一貫したワイン造りを最適の状態で管理できる様になり、ワインの品質が大幅に改善・向上しました。
高品質のワイン造りでは昔から定評がありましたが、それを安定的に供給できる会社としても高い評価を受けるようになりました。

ぶどう畑は、会社名と同じ「エスポラン」を筆頭に、パルディゴス、ルスガ、パルメイラス、モンテと合計5ケ所あり、全てコンピューター管理の灌漑システムで運営されています。
 
ゆるやかに起伏する丘に麦畑が延々と広がる穀倉地帯、アレンテージョ。
アレンテージョの中心の中心に位置するエヴォラは、ローマ時代に城塞都市として誕生した街で、ポルトガルの黄金期には独特の建築様式を生み出し、栄華を極めました。 
歴史の姿を今にとどめる美しい街並みは、世界遺産に登録されています。
テージョ河の彼方という意味を持つアレンテージョ地方は、全国土の30%を占める広大な地域ですが、ワインに関してはポルトガルワイン生産量のわずかに5%で生産量自体は多くありません。
エヴォラのローマ神殿 しかしながら、そこから生まれる濃い色で、重厚かつまろやかな赤ワインと、フレッシュで適度に厚みのある白ワインは、ワイン愛好家の間で昔から高く評価されており「ポルトガルの隠れた最大の宝」と言われてきました。
特にエスポランの赤ワインは、長い日照時間と熱い日差し、大西洋からの湿度の高い海風、そして珍しい片岩質と火山岩質の土壌とのコンビネーションによる、アロマティックに育まれたぶどうが、エスポラン エステートの近代的な醸造技術により、完成度の高い重厚なワインとして知られてきました。

エスポランのワインメーカー、ディヴィッド・ベイバーストック氏は、徹底的に科学された近代的ワイン造りで知られるオーストラリアでワインメーキングに携わっていました。
 
北半球と南半球を行き来し、「年に2回のヴィンテージを経験する」2サイクルのワインメーキングをする「フライング・ワインメーカー」として知られるグループの一員でした。 
彼は1992年にエスポランに迎えられ、ワインの品質の飛躍的な向上に大きく貢献しています。
エスポランのワインは、ポルトガルの固有品種であるアラゴネス、トリンカディラや、ロウピエロといった品種を用いて造られます。 
カベルネソーヴィニヨンやシャルドネのような、ポピュラーで(ポルトガルにとっては)新しい品種を使用しないスタイルを頑なに守りぬいています。
 
ベイバーストック氏のワインメーキングは、「伝統的なぶどう品種を使い、ニューワールドの最新技術で造るワイン」であり、これがエスポランの、古き良きポルトガルスタイルに、洗練されたエレガンスが融合したスタイルに結晶し、その名を一気に世界に轟かせる原動力となっているのです。

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