07.11.09 ボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー2007　最新情報 ボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー2007　最新情報 伝統的な、まさにこれこそがヌーヴォー!! 今年の4月は、フランス全土で例を見ないような気温の高い日が続きました。ボジョレも例外ではなく、私たちもこの時点で収穫開始は、例年より早い8月末になるものと予測していました。   夏は逆に今まであまり経験のない雨の日と気温の低い日が多く、収穫開始は例年並みへと徐々に近づいていきました。 最終的に、ボジョレで収穫が本格的に始まったのは、やはり例年並みの9月初旬になってからで、区画によってぶどうの成熟度に違いが見られたことから、収穫時期を日々見極め慎重に収穫を行い、収穫期間は長期に及びました。 ドルーアン社では、伝統に反することのない高い品質を保つために収穫時にしっかりとぶどうを厳選したことで、今年の収穫量は、この10年間で最も少ないものになりました。 醸造は順調に推移しました。最近、ボジョレの生産者の多くに発酵前に温度を上げて、黒い果実のアロマと色を抽出しようとする傾向があります。かたや昔ながらの伝統を守って赤い果実と酸味のフレッシュなボジョレにこだわりのある生産者もいます。ドルーアンは、この二つのスタイルをアッサンブラージュすることで、伝統を受け継ぎながらもバランスに優れた、エレガントなボジョレ・ヴィラージュ　ヌーヴォーに仕上げました。   2007年は、やや紫がかった濃くて赤い色調が美しく、桑の実やイチゴ、野生のサクランボの香りが豊か。そしてすっきりとした酸味がアクセントになり、一層果実味を引き立てています。非常に伝統的な、“まさにこれこそがヌーヴォー”というにふさわしい味わいです。 ワイン愛好家の皆様に、自信を持ってお薦めできるボジョレ・ヴィラージュ　ヌーヴォー。 ぜひ、楽しみにしていてください。 Maison Joseph Drouhin　S.A. 代表取締役社長　フレデリック・ドルーアン

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