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10.03.11 チリ大地震に伴うミゲル・トーレス チリ社 被害状況復旧の見通しについて
チリ大地震に伴うミゲル・トーレス チリ社 被害状況復旧の見通しについて


2010年2月27日午前3時34分( 現地)に発生したチリ大地震による、弊社取扱ワイナリー ミゲル・トーレス チリ社の被害状況をご連絡申し上げます。

ミゲル・トーレス チリ社では、チリ大地震の影響で、一部設備の損壊があり、ステンレススティールタンクの1つが損傷し、10万リットルのワインを損失しました。また、約300個の熟成樽が破壊され、数千本のボトルの損失に至りました。
建物に関しては、それぞれの設備に2000年以降徐々に耐震対策を施していたため、崩壊からは免れました。生産ラインについては、3月8日から徐々に再開し3月15日の週には全設備通常通り稼動の予定です。       また2010年ヴィンテージの収穫については、例年より冷涼な気候でぶどうの成熟が遅かったため、当初の予定通り3月11日からの開始を見込んでいます。
全従業員の人命被害は幸いにも免れましたが、一部には住宅損壊の被害があり、ミゲル・トーレス チリ社では、発生直後から食料援助や仮設住宅の早急な建設を開始し、既に7家族が生活を始めております。





尚、弊社では緊急災害復興支援金として金100万円及び2010年3月〜12月のミゲル・トーレス社のワインの売上金の一部を寄贈することとし、その目録を、チリ共和国大使館公使参事官ミゲル・ポクレポビック氏、政治・防衛担当書記官アンドレア・ドロッペルマン氏に3月8日に進呈いたしました。

被災者の方たちの生活と、被災地の生活環境の一日も早い復興を心より祈念いたします。









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